格安SIM


格安SIMは回線選びから!

ドコモ回線でおすすめの格安SIM

au回線でおすすめの格安SIM

どれを選べばいい?格安SIMで迷った時の指南書

 

格安SIMへの乗り換えを検討している方にとって、もっとも多い悩みが「どれを選べば良いかがわからない」かと思います。キャリアの時に比べて非常に選択肢が多く、いったいどれがベストなのか…。今回は格安SIM選びで迷った時、参考になるようなポイントを紹介していきます。

 

■料金面では差がほとんどない

 

格安SIMに乗り換えるもっとも大きなメリットは、「料金が安くなる」ということですよね。キャリアの場合だと毎月8,000円、端末代を抜いても5,000円ほどかかっていた料金が、1,600円まで安くなります。ですが、料金で格安SIMを選ぼうとしても、各MVNOで差がほとんどありません。例えば3GBのプランを見てみると、最安がDMMmobileの1500円、高くてもUQmobileの1680円に収まります。確かにキャリアから格安SIMに乗り換えれば、どこを選んでも料金が安くなるというのは間違いありません。ですが、数多くの選択肢から1つの格安SIMを選ぶという状況になったとき、料金面で比較していくのは難しいかもしれません。

 

■通信速度で選ぶ

 

では、どこで差別していきましょうか。まず最もわかりやすい指標が通信速度です。格安SIMでは、どうしても平日の昼間(ランチタイム)に速度が極端に遅くなってしまいます。この時間帯は多くの人がスマホを操作するので、回線が混雑してしまうのです。キャリアでは30〜50Mbps出ていたのに、格安SIMでは0.3Mbps〜0.5Mbpsほどしか出ないということも珍しくはありません。通信の安定度も落ち、ネットにつなぐことすら困難な場合もあります。これは格安SIMの宿命で、基本的には避けられないものだと思ってください。

 

ですが、この問題と無縁の格安SIMが、UQmobileです。ほとんどキャリアと同じくらい(日や場所によってはキャリアを超える)速度を誇っており、格安SIMの中では最速といっても過言ではありません。もちろん、平日の昼でも快適に利用することができます。もう格安SIMの中では別格ですね。ただし、利用できる端末が限られているので、注意してください。それ以外だと、IIJmioやmineoなどがおすすめです。この2つはずっと安定して一定の速度を保っています。UQのように飛び抜けて速いというわけではなく、平日昼間は遅くなってしまいますが、それ以外の時間帯であれば、快適にネットに接続することができます。

 

■顧客満足度で選ぶ

 

もう1点重視したいのが、「顧客満足度」です。数ある格安SIMの中でも、料金や速度以外で意外と不満が出るのがこの点です。満足度の低いところの評判を見てみると、通信障害を頻繁に引き起こす、問い合わせをしてもなかなか繋がらない・返事がない、挙げ句の果てに不適切な宣伝(誇大広告)で消費者庁から行政指導が入ってしまうことも・・・。これらは一部の例ですが、やはりこういった声が大きいと、大丈夫かなと心配になりますよね。それを避けるためにも、満足度は重視すべきなのです。満足度が高いのは、IIJmioやmineo、楽天モバイルなどが挙げられます。

 

・老舗サイトのIIjmio

 

IIJmioは10年以上も前から格安SIMサービスを提供している老舗MVNOです。通信障害を起こしたこともほとんどなく、定期的にサーバーを強化しているので速度面でも極端に遅くなることはありません。実はDMMモバイルやイオンモバイルなどにも回線を提供している、いわゆる「MVNE」でもあります。詳しい説明は省きますが、それだけ業界内でも高品質でおなじみだということです。最近ではAタイプのSIMカードも出てきたため、auのスマホをそのまま利用するということも出来るようになりました。値段もプラン・オプションの数は平均的ですが、ここを選んでおけば間違いはありません。

 

・サービスが面白いmineo

 

mineoも優良企業です。関西ではおなじみのケイ・オプティコムが運営しており、しっかりとサーバー管理を行ってくれているため、通信障害などもほとんど起こりません。またパケットギフトやフリータンクなど、ユーザー間で通信パケットのやりとりを出来たり、ユーザー目線の面白い試みを行っていたりするのも特徴です。プランも多く(500MBや1GBのプランはやや割高)、誰にでもお勧めが出来る格安SIMとなっています。

 

格安SIMの多くは、サービス開始時はかなり速度が出ていても、契約者が増え、回線が狭くなっていけば、自然と速度は下がります。しかしIIJやmineoのように長く運営しているのに速度が安定しているところは、信頼しても良いでしょう。

 

・付加価値で選ぶなら楽天モバイル

 

楽天モバイルも満足度の高い格安SIMです。確かに回線の安定性ではIIJやmineoには劣ります。過去には何度か通信障害を起こしていますし、速度も早い時期と遅い時期とで極端に分かれます。しかし、楽天モバイルは非常に付加価値が高いです。

 

その代表的な例が、楽天ポイントですね。料金の支払いで楽天ポイントがたまっていきますし、音声通話SIMに申し込むことで、普段の楽天市場での買い物のポイントも増量します。楽天カードを使えばさらにお得になります。楽天市場を普段からよく利用する方にとっては、うれしいサービスですね。

 

そして、楽天モバイルは店舗を持っているというのも大きいです。キャリアと同じように、店舗へ直接行って申し込むことができますし、端末を実際に手にとって確認することもできます。家電量販店のカウンターで申し込みができる格安SIMは多いですが、楽天モバイルのように専門ショップを持っているところはいまだに多くはありません。そこも、ほかにはない楽天モバイルの強みでしょう。

 

 

料金面ではあまり差のない格安SIMですが、サービスの品質はピンからキリまであります。「どこでもいいや」と思って選んだ格安SIMが、実は問題だらけだったら困りますよね。特に通話SIMは最低利用期間もあり、1度乗り換えると半年〜1年は使い続けなければなりません(その期間中に解約すると違約金が発生する)。だからこそ、迷ったときは品質に定評のある格安SIMを選ぶべきなのです。

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