格安スマホとタブレットの違い
格安スマホやタブレットは数多くのメーカーから様々な機種が販売されています。その機能や性能は各機種ごとにまちまちですが、そもそも格安スマホとタブレットの違いは何なのでしょうか?多くの人は形が似ていてサイズが異なるだけだと思っているかもしれませんが、大きさ以外の違いがあります。
搭載されるOSの違いもあり、OSによって操作方法や機能、利用できるアプリなどが異なります。このページでは、そんな格安スマホとタブレットの違いについて説明していきます。
格安スマホとタブレットの決定的な違い
格安スマホとタブレットの一番の違いは「通話機能が付いているかどうか」というところです。格安スマホのスマホとは本来「スマートフォン」の略です。これは名前の通り通話する機能が付いているということですが、タブレットには通話機能は付いていません。
また画面のサイズに関しても一般的な格安スマホのサイズが6インチ程度までなのに対して、タブレットは7インチ以上の画面サイズが普通です。ただし例外的にメーカーによっては画面が小さかったり、通話機能が付いていてもタブレットとして扱っている製品もあります。
AndroidとiPad・iPhoneの違いとは?
格安スマホとタブレットの大きさについての違いは解りましたが、それでは「Android」と「iPhone・iPad」の違いは何なのでしょうか?それは搭載されているOSの違いです。
Androidが搭載しているOSはグーグルが開発したスマートフォン向けのOS「Android OS」です。格安スマホやタブレットの呼び名として使われるAndroidですが、そもそもはOSの名前で、それを搭載した機種の総称として使われるようになりました。
これに対してiPhoneやiPadというのは、Appleが開発した携帯端末向けOS「iOS」を搭載した機種で、iPhoneがスマホ、iPadがタブレットという位置づけになっています。
その他の違いについて
格安スマホやタブレットには、その他にも格安SIMを利用できる「SIMフリーモデル」とキャリアから発売されている「SIMロックモデル」という違いもあります。SIMフリーモデルに関しては好きなMVNOの格安SIMを挿して使うことができますが、SIMロックモデルに関してはSIMロックがかかっているので、発売しているキャリアのSIMしか使えません。2015年5月以降にSIMフリーが義務化されましたが、購入してから一定の期間が経過しないとSIMロックの解除が出来ないというのが現状です。
格安スマホとタブレットには意外と異なる点が多いのです。要は別物ですね。ただ、「タブレットは画面が大きくて通話ができないスマホ」というような認識で十分です。SIMフリーモデルに関してはSIMのサイズや通信規格、周波数帯などが適応していないと使えません。SIMフリーだからといって、何でも使えるわけではありませんので注意して下さい。