格安SIMには様々なプランがある
格安SIMにはMVNOによって様々なプランがありますが、大きく分けると1日単位でデータ容量の上限が定められている「日次プラン」、1ヶ月単位でデータ容量の上限が定められている「月次プラン」、低速だがデータ容量無制限が安く使える「低速無制限プラン」、高速データ通信が無制限で使える「高速無制限プラン」、料金が段階ごとに分かれている「多段階プラン」の5種類です。
「日次プラン」や「月次プラン」、「多段階プラン」などの一般的なプランの特長はLTEなどの高速データ通信の上限が決められているという点です。データ容量の上限に達するまでは150Mbpsや225Mbpsなどの高速通信が可能です。ただ、決められたデータ容量の上限を超えると200kbpsや250kbpsなどの低速通信に強制的に切り替わってしまいます。もし、高速通信をずっと使いたいなら高速無制限のプランがおすすめです。
MVNOによってオプションサービスも様々
各MVNOではこれらの基本的なプランに加えて、様々なオプションサービスを提供しています。オプションサービスの中でも特に便利なのが、「追加チャージ」です。プライベートや仕事で長時間インターネット接続をしていると契約した高速通信容量が切れそうになる場合があります。
高速通信容量というのはLTEなどの高速通信が使える容量のことで、例えば高速通信容量が2GBのプランの場合2GBまでは高速通信ができますが、2GBを使い切った時点で速度制限がかかりインターネット接続がサクサク動かなくなります。そんな時に「追加チャージ」を使って500MBや1GBといった高速通信容量を臨時で購入すれば、購入した容量の分だけ高速通信が使えます。
日次プラン
LTEなどの高速通信ができる1日単位でデータ容量の上限がされているプラン。上限は100MB、200MBなど複数のコースがあります。
月次プラン
LTEなどの高速通信ができる1ヶ月単位でデータ容量の上限がされているプラン。MVNOによって違いますが、上限は1GB〜20GBなど複数のコースがあります。
低速・無制限プラン
250kbpsなどの低速通信が無制限で使えるプラン。値段の安さが魅力的ですが、ネットサーフィンや動画の視聴などをよくする人には不向きなプランです。主にメールのチェックや通話中心のライトユーザー向けのプランといえます。
高速・無制限プラン
LTEなどの高速通信容量の制限がなく、ずっと高速通信が使い放題というプランです。MVNOのプランの中で主流のプランではありませんが、インターネットや動画、ゲームなどをガンガン利用するヘビーユーザーには最適のプラン。
多段階プラン
一定のデータ通信料を超えた時点で、利用料金が段階的にアップする料金プランです。格安SIMで一般的なのは2段階タイプですが、MVNOによっては5段階タイプのプランもあります。また、多段階プランでは、高速通信容量の上限も設定されています。月によって使うデータ容量が違う人には使った分だけ料金が上がる人には多段階式のプランがピッタリです。