格安SIMとiPhoneをセット販売しているMVNOはどこ?


格安SIMは回線選びから!

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格安SIMとiPhoneをセット販売しているMVNOはどこ?

 

多くの格安SIMは端末とのセット販売に対応しています。しかし、意外なことにiPhoneを取り扱っているMVNOはそれほど多くありません。需要はもちろんあるかと思うのですが、iPhoneそのものの値段が非常に高額であるため、格安SIMの路線とはあまり相性が良くないのです。

 

キャリアでもiPhoneはキャンペーンやプランなどで割引して販売されていることが多いのですよね。しかしそんな中でも、iPhoneの販売をMVNOは確かにあります。順番に紹介していきましょう。

 

■iPhoneのラインナップが豊富「もしもシークス」

 

まず紹介するのは「もしもシークス」です。初めてiPhoneとのセット販売を開始したMVNOですね。2014年12月にサービスを開始したベンチャー企業で、その売りはフットワークの軽さ。iPhone発売もそうですし、格安SIMでいち早くかけ放題を取り入れりなど、他社がしないような取り組みをいち早く取り入れていることに定評のあるMVNOです。

 

初めて販売したのはiPhone 6とiPhone 6 Plusの2つ。ただしSIMフリーの製品をAppleから仕入れたものではなく、キャリアで販売されているiPhoneの未使用品を独自のルートで仕入れてきたものを販売していました。その分SIMフリー版よりも、少しだけ安く購入することが可能です。そして現在ではさらにラインナップが増え、小さめながら強いニーズがあるiPhoneSE、iPhone5sの取り扱いも行っています。

 

ただ、このもしもシークスは非常にクセが強く、プランもかなり特徴的です。詳しく紹介していきましょう。

 

・基本料金

 

まずもしもシークスは格安SIMでは珍しい「基本料金」の制度を取っています。その料金は980円になっており、これだけで音声通話+500MB/月のパケットを利用することができるというものです。通話付きのSIMで1,000円を切るというのは非常にお得ですね。しかもそれでいて500MBのパケットが使えるというのは、もはや破格といっても過言ではありません。

 

しかし、この基本料金はすべてのユーザーに適用されるものです。ここに音声通話機能がついているということは、つまりもしもシークスではデータ通信SIMを選ぶことができないということでもあります。メインではなくサブとして考えているという方は注意してください。

 

・豊富なオプション

 

また追加料金を払えば、使用できるパケットを増量することができます。その際の料金は以下の通り。

 

1GB3GB 5GB10GB
600円1,200円1,800円3,000円

 

もちろんこれは基本料金に含まれる500MBに追加するという形になるため、600円を追加で支払えば、合計で1.5GBまで利用できるようになるということですね。

 

そして、もしもシークスといえばやはり「かけ放題」でしょう。5分以内の国内通話がかけ放題になる「かけたい放題ライト」が850円、無制限でかけかけ放題になる「かけたい放題フル」が1,800円から利用することができます。やはりもしもシークスといえば、このオプションを利用しない手はありませんね。

 

・もしもシークスの注意点

 

ただし、もしもシークスにはいろいろと注意点もあるので注意してください。まず初期手数料が5000円かかります。格安SIMでは一般的に初期手数料は3,000円なのですが、もしもシークスではこの辺りがやや高めになっていますね。また違約金も10,000円とやや高額(最低利用期間は12か月)。もしもシークスでは通話SIMしか置いていないので、事前にしっかりと確認をしておきましょう

 

■iPhone 6はあるがROMに不安…「ビッグローブ」

 

そしてiPhoneを取り扱っているのがビッグローブです。最近KDDIの子会社になったことでもおなじみとなりましたよね。ご存知の通り老舗プロバイダが運営している格安SIMでこちらでもiPhone 6とiPhone 6 Plusを取り扱っています。

 

ただしROMが16GBのものだけなので、実質的なラインナップはもしもシークスの方が上でしょう(もしもシークスのiPhone 6・iPhone 6 Plusは16GB、64GB、128GBが取りそろえられている)。16GBというと、普段使いでもいろいろと不満が出るかと思います。特にiPhoneはSDカードが差し込めない分、ROMは非常に重要。2台目のサブ機としてならともかく、メインとして使うのなら少し心もとないかもしれません。

 

・ビッグローブの料金プラン

 

ビッグローブの料金プランも紹介しておきましょう。

 

 データSIM音声通話SIM
音声通話スタートプラン(1GB/月)―――1,400円
エントリープラン(3GB/月)900円1,600円
ライトプラン(6GB/月)1,450円2,150円
12GBプラン(12GB/月)2,700円3,400円

 

といった感じですね。格安SIMの中では、ベーシックなプランが取りそろえられています。しかしビッグローブが特徴的なのはオプションサービスです。

 

全国86,000か所のWi-Fiスポットが無料で利用できる「ビッグローブ Wi-Fi」やYouTubeやAbemaTVを利用した際の通信量がカウントされなくなる「エンタメフリー・オプション (音声通話SIMの場合480円、データ通信SIMの場合980円) 」、

 

最大1,200円分(60分相当)の音声通話が無料になる「通話パック60」や3分以内の国内通話が何度でも無料になる「3分かけ放題」などなど(どちらも650円)。こういったオプションが豊富なのがビッグローブの魅力です。それだけに、ROMの少ないiPhoneしか置いていないというのが非常に痛いですね。

 

■型落ち機種なものの端末代を含めて非常にお得「Y!mobile」

 

またY!mobileでもiPhoneの取り扱いを行っています。取り扱っているのはiPhone5sの16GB/32GBということで、決して最新の機種ではありません。しかしこのサイズ(4インチ)のiPhoneは、サブスマホとして非常に大きな需要があるので、そういった選択肢としてはアリかもしれませんね。

 

Y!mobileは、他の格安SIMと比べるとやや割高な料金となっていますが、それ以上に通信の安定性が非常に高く、それこそキャリアと変わらない速度をたたき出すこともあります。そして何よりも、端末とのセット購入が非常にお得になっているのも特徴ですね。

 

・Y!mobileのスマホプランがお得

 

「スマホプランS」のプランでは、新規契約orMNP転出で乗り換えた場合、月額1,980円+無料通話(10分以内の国内通話が月300回まで無料)+2GB/月のパケットという非常にお得な内容で利用することができるのです。

 

この料金は端末代を含めての金額なので、非常にお得ですね。さらに「スマホプランM」なら月2,980円+無料通話+6GB/月のパケット、「スマホプランL」なら月4,980円+無料通話+14GB/月のパケットを利用することもできます。ヘビーユーザーの方はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

 

ただしこの料金で利用できるのは12か月目までで、13か月目以降は+1,000円の料金になってしまうこと、そして24か月を過ぎると新規契約or乗り換えのキャンペーン期間が終了し、パケットも半分に減ってしまうことに注意してください。

 

このプランがお得に利用できるのはあくまで2年までということです。ちなみに最低利用期間も24か月となっており、その期間が終了する前に解約しようとすると違約金(9,500円)が発生してしまうので、こちらも頭に入れておきましょう。

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