ソフトバンクのiPhoneから格安SIMに乗り換え | 格安SIMおすすめ比較


格安SIMは回線選びから!

ドコモ回線でおすすめの格安SIM

au回線でおすすめの格安SIM

ソフトバンクのiPhoneから格安SIMに乗り換え

ソフトバンクのiPhoneを格安SIMで使う方法

 

キャリアから格安SIMに乗り換える場合、一番不便なのがソフトバンクユーザーです。「今使っているスマホを格安SIMで使いたい」という場合、一番簡単なのがドコモ、次がau、そしてソフトバンクという順番になります。これは単純に「格安SIMの9割がドコモ回線」というのが理由です。auにしてもドコモと比べると数は極端に少なくなりますが、マイネオ、UQモバイル、アイアイジェイミオといった優良なMVNOから選ぶことができます。


ソフトバンクはSIMロック解除が前提

 

しかし、ソフトバンクは違います。基本的にソフトバンクのスマホは「SIMロック解除して使う」のが前提になります。ソフトバンク回線の格安SIMは、b-mobileとユーモバイルのみです。しかもユーモバイルはデータSIMのみなので実質、b-mobile一択となります。なのでソフトバンクで使っているスマホを格安SIMで使う場合、「SIMロック解除して使う」というのが前提になります。SIMロック解除をするとSIMフリーのスマホと同じような状態になるので、ドコモ回線やau回線の格安SIMを使うことができます。

 

ただ、「SIMロックの解除方法(ドコモ、au、ソフトバンク)」という記事の中でも書きましたが、ソフトバンクでSIMロック解除に対応しているのは2015年5月以降に発売された端末です。今までソフトバンクから販売されたiPhone 6、およびそれ以前に登場したiPhoneは、格安SIMで運用することができません。

ソフトバンク回線の格安SIMってないの?

格安SIMに詳しい人はYモバイルの格安SIMってそのまま使えないの?と疑問に思う人もいるかもしれません。Yモバイルは確かにソフトバンク系列なんですが、ソフトバンクの格安SIMブランドとしてまったく別の扱いになります。なのでソフトバンクの端末にYモバイルの格安SIMを使う場合は他の格安SIMを使う場合と同じくSIMロック解除をする必要があります。

 

 

iPhone 6は2014年6月の発売であるため、SIMロックを解除することができません。ソフトバンクのiPhoneで格安SIMでSIMロック解除をするならiPhone 6s以降の端末になります。の運用が不可能というのが現状でした。ですがとうとう2017年、SIMロックを解除せずとも、ソフトバンクiPhoneを利用できる格安SIMが登場。あなたの古いiPhoneを、格安で運用することができるようになったのです。

 

2017年春、ようやくソフトバンクiPhoneをSIMロック解除なしで利用できる格安SIMが登場しました。U-mobileの「U-mobile S」と、b-mobileの「b-mobile S 開幕SIM」の2つです。料金はやや高めながら、今まで眠っていたiPhoneを復活させることができる!と話題になりました。ただ、この当時は利用できるのはデータ通信のみで、音声通話に対応せず。2台持ちが前提のSIMカードだったため、1台のiPhoneで済ませたいという方にとっては、選択肢に入るものではありませんでした。

 

■とうとう音声通話付きの格安SIMが登場

 

しかし、とうとう2017年秋、b-mobileからソフトバンクiPhoneに対応し、なおかつ音声通話も可能なSIMカードが登場しました。その名も「b-mobile S スマホ電話SIM」、b-mobile Sの完全版とも言うべきSIMカードでしょうか。これなら、現在もiPhone 6を現役で使っているという方でも選択肢に入れることができますね。料金は以下の通りになっています。

 

【b-mobile S スマホ電話SIMの月額料金】

データ容量

料金

〜1GB

2450円/月

〜2GB

2800円/月

〜3GB

3150円/月

〜4GB

3500円/月

〜5GB

3850円/月

※通信量が5GBを越えた場合は200kbpsの速度制限

 

定額のプランがあるというわけではなく、使った分に応じて料金が上がっていくシステムです。他の格安SIMに比べてやや高めですが、それでもソフトバンクをそのまま使うよりは格段に安くなります。また、キャリアと同じく5分間のかけ放題が最初からついているのも特徴です。格安SIMでよくあるアプリを経由しての電話ではなく、普通に電話をかけるだけ。もちろんMNPを利用すれば、今使っている電話番号もそのまま使うことができます。

 

また対象となっている機種はiPhone 6だけでなく、6以前の機種であればiPhone5シリーズまで利用可能です。またiPhone 6s以降の機種であれば、SIMロックを解除せずとも、そのまま使うことができます(iPhone8 Plusまで動作確認済み)。

 

■2台持ちの場合の選択肢に入るU-mobile S・b-mobile S 開幕SIM

 

また、すでに新しい端末に乗り換えているけど、古いiPhoneも利用して2台持ちにしたいという方もいるかもしれません。そういった方に向けて、U-mobile Sやb-mobile S 開幕SIMの料金も紹介しておきましょう。

 

【U-mobile S・b-mobile S 開幕SIMの月額料金】

データ容量

料金

1GB

880円/月

3GB

1580円/月

7GB

2980円/月

30GB

4900円/月

 

料金やプランはU-mobile、b-mobile両方とも同じです。1GB、3GB、7GB、そして30GBの4つのプランで、料金はやや高めになっています。ですが、こちらはiPhoneだけでなく、iPadでも利用できるというのも大きな特徴でしょう。ただし、iPhoneは機種によってSIMカードの大きさが異なりますので(第4世代までのiPadはMicro SIM、それ以降はNano SIM)、注意してください。

 

今までは格安SIMで運用できなかった6以前のソフトバンクiPhoneですが、2017年に入ってだんだんとその状況も変わってきました。現状では、通話SIMもデータSIMもそれなりの速度が出ており、使い勝手は悪くないという声も多いです。格安SIMにしたいけど、自分の端末が対応していなくて使えなかったという方は、この機会に乗り換えてみてはいかがでしょうか。

あなたはドコモ回線?、au回線?

ドコモ回線の格安SIM

au回線の格安SIM