【2023年】格安SIMおすすめ比較 | ホーシム(SIM)

10年以上の長い期間、ドコモを利用していましたが半年前に楽天モバイルの格安SIMへ変更しました。ドコモを利用していた最後の1年は、スマートフォンのもっとも安いプランを使用していましたが、それでも価格は月額5000円を超えています。楽天モバイルへ変更後は、月々1600円程度。年間3万円以上安くなる計算です。

キャリアでは「2年契約をしなければさらに月額が高くなる」、「長年使用していてもさほど特典はない」、「どこの会社も変わらない」など、キャリアを利用する利点はあまり感じません。それでもなかなか格安SIMに踏み切れずにいたのは、キャリアメールが使えなくなるという点です。

最近の携帯電話やスマートフォンでは、迷惑メール対策としてキャリア以外、特にパソコンからのメールは迷惑メールの疑いがあるとして「受信しない設定がデフォルト」のものが多くなっています。なので、キャリアメールを使えなくなるとメールでの連絡が取れなくなる恐れがあるのでは、と危惧していました。

ドコモのiPhoneがそのまま使える格安SIM

キャリアメールが使える格安SIM

キャリアメールに対する心配はありましたが、それでも、特にメリットのない高額なキャリアを利用し続けることに抵抗があり、実際に格安SIMを利用してみることにしました。現在では多くの格安SIMへ、MNPサービスを利用し、電話番号はそのまま移行できます。私が今まで使用していたスマートフォンAQUOS「SH-01H」は、楽天モバイルのSIMカードに対応していたので端末本体はそのまま、SIMカードのみを契約しました。

楽天モバイルから約一週間ほどでSIMカードが送られてくると、それを自分で今まで使用していたドコモのSIMカードと交換する必要があります。実は、一度ここでSIMカードの裏表を誤って入れてしまい、取り出すことができなくなってしまいました。本体端末はドコモから購入したものであるため、本体に関するサポートは今でもドコモで受けることができます。早速、ドコモショップへ出向きSIMカードを取り出していただきました。

その際、SIMカードに傷がついてしまいましたが現在のところ動作に問題はないようです。ドコモショップの店員の方には「傷がついてしまったが、SIMカードは交換も可能です」と案内されました。どうやらSIMカードを見てもドコモのSIMでないことには気がつかなかったようです。楽天モバイルの場合、SIMカードの交換は費用が発生します。

最初は楽天モバイルで通信ができる設定にする方法がよくわからず、戸惑いながらもマニュアルを参照し無事接続。もともと持っていたGmailアドレスでメール変更連絡を送ると、迷惑メール扱いされるというのは杞憂だったことがわかり、問題なく使用できました。少し不安のあった通話品質や通信に関しても、今までドコモで利用していたものと変わりありません。

ただただ、月額料金が安くなっただけ、という状態で格安SIMにしてよかった、と感じています。新たな楽天モバイルでの契約も、データ通信は約3GB、無料通話なし、という最低限使用のものです。もともと、通信はWi-Fi環境で行いますし、通話は滅多に利用しないため、キャリアだと異常に高額になってしまうのです。

格安SIMへ移行する手続きや、品質、サポート、メールアドレスが変わってしまうことなどの不安があり、格安SIMへ変更しないという人は今でも多くいると思います。その安心に対して支払う額が、年間で3万円以上の差が出るとしてもキャリアを選ぶ、というほどの思い入れは私にはなかったので、「格安SIMに乗り換えてよかった！」と心底感じています。

実際、私の家族や友人たちは今でもキャリアを使用していますし、全体的な使用率としてもキャリアがトップを独占している状態はしばらく変わらないと思います。それぞれに理由があるのだとは思いますが、もっともっと格安SIMへ乗り換える人が増えたとしたら、キャリアもサービスを向上させざるを得なくなると思います。

そうすれば、今現在の似たり寄ったりというような状態でなく、各社の差別化がはかれるのではと思うことがあります。現在のキャリアは、どこを選んでも料金やプランは変わらないし、総じて月額料金が高いというキャリアの状況が変わってほしいと考えている私は、状況が変わらない限りキャリアに戻ることはないと思います。今現在は、楽天モバイルの格安SIMにすることでガラケー並の月額料金にてスマートフォンを使用することができ、大変満足しています。

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