データ専用SIMと音声通話機能付きSIMについて
格安SIMは各MVNOから様々なサービスが提供されていますが、大きく分けて「データ専用SIM」と「音声通話機能付きSIM」の2種類に分けられます。このページではそれぞれの特長について説明していきます。
データ専用SIMについて
データ専用SIMは文字通りデータ通信のみに対応するSIMです。全体的に割安な料金プランが多く、利用できるデータ容量や料金はMVNOによって異なります。メールやインターネットや動画の視聴などデータ通信の機能はキャリアスマホと同じに使うことができますが、電話番号が付与されないので電話をかけることはできません。
だだし、データ通信SIMでもインターネット回線を利用して通話する電話アプリを使用すれば、通話することも可能です。電話アプリには050の電話番号を取得できるサービスもあり、固定電話やスマホへの通話料が通常よりも割安になるというメリットがあります。
データ通信専用SIMは、毎月のスマホ料金を抑えたい人や普段あまり電話をしない人、または通話をケータイ電話(ガラケー)、インターネットはタブレットで使う、いわゆる2台持ちにもおすすめの格安SIMです。
音声通話機能付きSIMについて
音声通話機能付きSIMは、データ通信に加えて音声通話が可能です。070/080/090といったキャリアと同じ電話番号が付与され、20円/30秒の通話料でキャリアと同じように通話することができます。また、MNPを行えば現在使っている電話番号を引き継ぐことも可能です。
電話番号を引き継ぐには契約中のキャリアで転出手続きをして、予約番号を発行してもらう必要があります。格安SIMに乗り換える時には、音声通話が開通するまでのタイムラグを考慮して手続きをするというのがポイントになります。
音声通話機能付きSIMは、データ通信専用SIMと同じインターネットが使えるというのに加えて音声通話が可能になりますが、その分データ専用SIMよりも割高な料金になります。キャリアと同じ電話番号を取得したい人や今使っている電話番号を引き継ぎたい人には向いていますが、頻繁に通話する人は通話料が割高になるので注意が必要です。
頻繁に通話する人は通話定額プランを提供しているY!mobile(Yモバイル)の格安SIMを候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?