iPhoneでおなじみのAppleが提供している「Apple SIM」って格安SIMなのでしょうか?

Apple SIMって格安SIMなの?

アップルSIM

 

iPhoneでおなじみのAppleが提供している「Apple SIM」。Apple SIMってどんなものなのでしょうか?結論から先に言うと「Apple SIMはいわゆる格安SIMではありません」。Apple SIMは、格安SIMがどんどん流行していく中でも、異色の存在です。では、いったいどんなSIMカードなのでしょうか?このページではそんなApple SIMについて詳しく説明していきます。

 

Apple SIMは、格安SIMのように普段の生活で使うためのものではなく、主に海外へ行くときに役に立つ、旅行用のプリペイドSIMカードといった感じです。本来、海外でスマホを使う場合、キャリアだろうが格安SIMだろうが「国際ローミング」というものを利用することになります。

 


キャリアの国際ローミング

キャリアの場合は、海外専用のオプションがあり、これを利用することで海外でもLTE通信が可能となります。例えばauなら、「世界データ定額」と「海外ダブル定額」という2つの海外専用オプションが用意されています。世界データ定額は、世界32ヶ国で利用可能なオプションで、980円/日で日本と同じようにLTE通信ができるようになるサービスです。

 

利用可能な通信量は、普段から契約しているプランに準じます。例えば2GBのプランを契約しているのなら、海外でも2GBまで利用可能ということですね。一方の海外ダブル定額というのは、2980円/日で海外でもLTE通信が使い放題になるというオプションサービスです。やや割高ですが、世界163ヶ国で利用可能です。

 

通話料金は国によって違います

 

さらに使い放題という安心感は大きいのではないでしょうか。こういった海外でのオプションサービスは、ドコモやソフトバンクでも提供されています。ただし通話料は別途必要で、こちらは国によっていろいろと変わってくるようです。例えば、最も通話料が安くなるのは韓国なのですが、それでも韓国から同一国内へかけた際は50円/分、韓国から日本へかけた際は125円/分、着信しただけでも70円がかかってしまいます。

 

これがアメリカになると、アメリカから同一国内へかけた場合は125円/分、アメリカから日本へかけた場合は140円/分、着信しただけでも165円と、やや割高な通話料になってしまいます。普段から国際電話は割高なので、こればかりは仕方ないかもしれませんね。

 

格安SIMの国際ローミング

格安SIMの国際ローミングに至っては、まだまだ充実しているとはいい難い状況です。まず多くの格安SIMでは国際ローミング非対応です。さらに対応していたとしても、音声通話の機能しか使うことができない場合がほとんどで、基本的にデータ通信は不可能であることが多いです。

 

通話料はキャリアと同じく、国によって様々となっています。SMSでメッセージを送ることはできますが、SMS対応SIMでは利用不可。必ず音声通話対応SIMでなければ、国際ローミングのサービスを利用することができません。もし格安SIMを普段からメインで使っている場合、データ通信を利用するときは現地のSIMカードを差し込んで利用することになります。

 

 

ホーシム

 

以前、「格安SIMって海外で使えるの?」という記事で書きましたが、その時は海外対応している格安SIMは楽天モバイルマイネオの2社でした。

 

現在はこの2社以外にも

 

 

といったMVNOが国際電話に対応しています。

海外旅行に大活躍のApple SIM

でも、そんな時にはApple SIMが大活躍してくれます!Apple SIMを使えば、これ1枚で世界各国の通信事業者の回線を利用することができるようになり、現地でもLTE通信が可能となるのです。詳しく見ていきましょう。

 

Apple SIMの料金

 

先ほど紹介したようにApple SIMはプリペイド式となっており、SIMカード単体の費用が600円、そして実際に使用する際にはチャージ量が1500円/1GBとなっています。世界90ヶ国以上で利用可能ということなので、海外へ行く際の強いお供となってくれるでしょう。

 

留学や出張など、長期の滞在になると少し厳しいかもしれませんが、旅行などの用途であれば心強い1枚です。ただしApple SIMはネット販売を行っていないので、購入する際は各地のAppleストアから購入することが可能です。またこのApple SIMはプリペイドのSIMカードなので、データ通信のみの利用となりますが、そういった点もやはり格安SIMとの相性が抜群です。

 

 

ホーシム

 

格安SIMは基本的に海外では通話しかできません。なので、「データ通信しかできない」Apple SIMと組み合わせて使えば死角はなくなります。

Apple SIMの注意点

ただし、Apple SIMにも注意点が1つあります。それは対応端末が限られているということです。Apple SIMはau系の回線網を使用しており、なおかつiPadでしか使用することができません。使用できる端末をまとめると、auから発売になった

 

・iPad Pro Wi-Fi + Cellularモデル(12.9インチ、9.7インチの両方に対応)
・iPad Air 2 Wi-Fi + Cellularモデル
・iPad mini 4 Wi-Fi + Cellularモデル
・iPad mini 3 Wi-Fi + Cellularモデル

 

のみとなっています。つまりiPadを所有していることが前提のSIMカードなのです。

 

でも実はau以外やiPhoneでも利用可能!?

ただし公式では発表していませんが、ドコモやソフトバンクのiPadでも利用可能という話はあります。実際に試してみた方もいるそうで、通信自体はしっかりと行うことができるようです。本来、各キャリアのiPadには当然SIMロックがかかっていますよね。しかし、そのロックは国内の他キャリアに対してのみ有効らしく、海外のSIMはそのまま利用することができるそうなのです。

 

Apple SIMは日本でも販売していますが、扱いとしては海外SIM。そのためドコモやソフトバンクのiPadでも、SIMロックなしでそのまま利用することが可能だそうです。ただ、あくまで非公式の方法ですので、ご利用の際は自己責任でお願いいたします。

 

 

ホーシム

 

また、とある裏技を使えばiPhoneでも使用可能になります。

 

Apple SIMを使用する際には、まず「アクティベート」という手続きが必要です。簡単にいえば回線の開通作業なのですが、これはiPadでしか行えません。

 

しかし、1度iPadでアクティベートを行ってしまえば、そのSIMをiPhoneに差し込んでも通信ができるようになるそうなのです。

 

結局iPadは必要になってしまいますが、やはりiPhoneの方が使い慣れているという方の方が多いかと思いますので、ご参考までに(こちらも自己責任で!)